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はじめに

日本における青年会議所は戦後の新日本再建は青年の責務であるという覚悟を持った若者たちが集い誕生し、みい青年会議所においては1973年に前身である小郡青年会議所が設立されました。今日に至るまで地域に根差した活動を半世紀以上も継続することができているのは、先輩諸氏による郷土愛を持ったまちづくり・ひとづくりの賜物に他なりません。戦後から80年が経ち、平和の維持と高度経済成長を経て世界トップクラスの経済大国となったこの日本の現代において、私たちは何のためにこの青年会議所活動を行う必要があるのでしょうか。

現代社会において様々ある問題の原因は複雑化し、私たちの活動も多角的な視点と継続した運動による社会開発運動を行う必要性が高まっています。さらに人工知能の発展は将来、生産性や創造性を飛躍的に増大させるとともに学問や労働などの既存の価値を消失させるほどの脅威でもあると考えます。便利さや豊かさの副作用を見極め、何のために学び、働き、生きているのか、地域も人も共通した価値観を確立しなければ物質面でいくら満たされようとも本来日指すべき豊かさと人としての崇高な精神は保てなくなるのではないでしょうか。

私たちは「まちの課題」「人々の抱える課題」「自身の課題」に真摯に向き合い、将来を見据えた活動を行うことが必要です。青年会議所は希望を未来に託すという使命を持ち、多くを学び時代の変化を感じ取り、これから起こる困難に立ち向かえる力を養い、想像力を働かせ今後起こりうることを予測し、創造する未来に人々が希望を見出せる世を創る。どんな時代になろうとも人々が夢を持ち希望にあふれた社会を実現するため、私たち青年が時代の先駆けとなり道を切り拓いていくことが必要だと考えます。